会社の紹介

オークランド, New Zealand
Power In Numbersはオークランドを拠点とする政府公認のイミグレーションアドバイザーの会社です。スタッフの平均在住歴は20年以上!オークランド大学へ通い、卒業し、移住を経験したスタッフとニュージーランド生まれで育ったスタッフのみで運営を行っています。
現地の現役統計データアナリスト(BSc、PGDipSci、MSc)の分析もあり、常に数万に及ぶ移住者の実際のデータを基に、最新の情報と分析を提供しています。勘、経験、雰囲気だけでアドバイスは一切致しません。ブログでは統計だけではなく、日常のこと、仕事のことや、永住権に至るまでのことを書いています。

2016年5月29日日曜日

英語の勉強のコツ★

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HipHop、R&Bに陶酔した高校時代。


何をどう勘違いしたのか、日本の高校(横浜高校)を自主退学し勢い余ってここニュージーランドへ留学


毎週末には現地の高校生のホームパーティーに参加し楽しく過ごしていたが、ある時ふと気づいた。



英語が出来ない!


最初の頃は勢いで通じていた英語も落ち着いて考えてみると、語彙力が足りない

というより高校時代に勉強した英語と話し言葉の隔たりが思った以上に大きい。


Wat up brotha!


と調子よく話し始めても続かない。


テンポが悪い。


表現もリズムも硬いのだ。



困った。



と思っていた時に発見したのがこの勉強法。



ドラマや映画のDVDを日本語音声で、英語字幕をオンにして観る!



これが凄く上手くいく。


少し心理学的な話をすると、感情、気持ち、考えと言葉は「=」ではない


Thought(頭の中の考え)にはmentaleseというthought用の言語が存在する


これが頭の中で「言葉」という言語に変換(翻訳)されてコミュニケーションを
取れるんです。


そこで重要なのがその「感覚」的な部分と「言葉」とのリンク。


これがなかなか難しい。


今までの教育のおかげで、「英語」は「日本語」に「変換」するという前提が刷り込まれている。

Car→車→

本来は「言語」は別の文字ではなく、「イメージ」と「感覚」に変換しなければならないのだ。

英語も然り。


なので本来は、



Car→←車



が正しい。


この変換に役立つのが「ドラマや映画のDVDを日本語音声で、英語字幕をオンにして観る」、だ。



日本語で聞いている分話している内容とキャラクターの感情が直に響く。

しかもご丁寧なことにその感情や感覚をどうやって英語に変換するかも同時に表示される。



普段耳にする「英語音声」で「英語字幕」は、実は英語をしっかりと理解できるだけの力はあるが、リスニングが追い付かないことがある、位の実力者でないと一切何もわからないまま終わってしまう。



「あ、今carって言った!」では何も理解出来ていないのに等しいのだ。



というわけで、英語、特に会話を勉強中の方上記の方法を是非試してみてください!




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2016年5月23日月曜日

ニュージーランドの就職活動 -CV持ち込んでみちゃった編-

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前回は、就職活動でのCVを持ち込みについての話でした。

最近は募集はほとんどオンライン。
理由は情報の整理やデータベースへの記録が楽だということと、必要事項を全て伝達し記入させた上での応募なので理に適っているのです。

その昨今の状況を知ってか知らずか、未だに根強い持ち込み話。


この前はなんか偉そうなこと書いてたけど、実際持ち込んだことあんのかよ?


という人もいそうですね |д゚)



ええ、ええ、持ち込みましたよ。



基本的に就職活動はSEEKTradeMeを使っていた(これもしっかりとした理由があるんだよ)のですが、ある時、家から30秒の高級ビルのオフィスの一部門で求人が出ていたのです。


が、その頃はなかなか面接まで辿りついていなかったので、ハラハラしていた。


そこで思い出したのがCV持ち込み作戦。

気分はミッション・インポッシブル(ごめんなさい、トム)。



最近のエレベーターはボタンがついていないんです。

エントランスに大きなタッチパネルがあり、希望の階を触るとどのエレベーターに乗るかを指示されます。


CV持ち込みはビルに忍び込むところから始めなくてはいけません。


ここでもたついたらただの不審者!


もちろん担当者の名前、オフィスの階数、その他必要事項は事前に調査済み。


何食わぬ顔でエントランスのディスプレイを操作し階数を入力。


使い方なんて知らないので歩きながら既に周りをしっかりチェックし入力方法は確認済み。
周りの社員に紛れ込み颯爽とエレベーターに乗り込みました。



最初の難関クリア。


後は担当者本人に会えるかどうか!


長い間の沈黙が続いたあと、エレベーターのドアが開いた。




出てすぐに目に飛び込んできたのは、受け付けのおばさん。




新たな難関だ。

しかも手ごわい。

ここでつたない英語を話そうものならアウトだ。



「何か御用ですか?」


「○×オフィスのトニーっていますか?」


「アポイントメントは?」


「実は、ないんです。このポジションに応募しようと思っているんですけど。」


「応募は全てオンラインですることになっているんだけどな。」


これを切り抜けなくては先はない。


「オンラインで登録して応募しようと思ったんだけど、この会社のシステム上に自分の名前が登録してあるみたいで。多分Undergraduate卒業時に応募したんだと思うんだけど。その時のメールアドレスももう使ってなくて。で、今回新たに登録しようとしたら何故かエラーになっちゃうんだよね。というわけでトニーに渡せないかなと思ってCV持ってきたんだけど。」


もちろん受け付けのおばさんは少しばかり同情し、カバーレターを一読した後、わかったトニーに連絡するわ!と電話をしてくれた。


よっしゃー!!!



と思いきや、


「トニー?ちょっと今から受け付け来れる?え?ミーティング?あら、本当ね。今からじゃない!オッケー!」


と話し電話を切った。


「後で渡しておくからこれ預かってもいいかしら?あなたなら大丈夫よ!」


と何が大丈夫かわからないが結局トニーには会えず仕舞い。で、連絡が来ることもなかった。




というわけで、結論。


CV持ち込みは原則的に一般に出ていない空ポジションには有効な可能性はあるが、それで雇われるとワークビザの申請時に「一般に募集をかけたのに現地人で優秀な人材が来なかった」という条件が満たせない。

一般に募集をかけているにも関わらず、持ち込みで行こうとすると、データベース上に自分の詳細を残せないので連絡が来ない可能性の方が高いので、むしろ不利になる。


というわけで、個人的には郷に入っては郷に従って一般的な応募で選ばれる方が後々楽という結論です。

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2016年5月21日土曜日

念願のワークビザゲット!……でも永住権は?

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この間のブログで紹介したワークビザの却下率、個人的には思った以上に却下されない様に思ったのですが、どうでしたか?


今回は、



ワークビザが無事に取得出来た!
頑張って永住権へ続けなくちゃ!

でも、本当にみんな永住権まで進めているの?
むしろ、本当に永住権まで進めるの?




ということにフォーカスをした内容です。




もしかしたら、知りたくもない事実が含まれているかもしれませんので、現実を見たくない方は読まない方がいいかも。




と言ってもデータの分析はあくまで一般論。

これを読んでいるあなたに当てはまるというわけではないのでご安心を。
あくまで、今までニュージーランドに移住してきた数多くの人達の統計です。


*今回の数値は却下率ではなく、ワークビザを取得した多くの人のどれくらいの人が永住権まで進めたか、もしくは進んだのかを示しているだけです。
ワークビザを取得しただけで永住権を申請せずに別の国へ行く人もいます。

職業別永住権取得率ではありませんので、注意してください*

取得率もわかるんですけどね。
それは分析サービスでやってます☆
はい、宣伝です笑




さて、本題です。

下のグラフは初めてワークビザを取得した人を取得年に分け、その後三年の間で永住権を取得した人の割合を職業別にあらわしたものです。




水色がシェフ、オレンジ色がカフェやレストランのマネージャー、灰色がリテールマネージャー(一般的な職種のマネージャー)、黄色が介護士、最後に、青色が看護師です。

グラフの説明

まず、圧倒的に数値の高い青の看護師から見ていきましょう。
看護師でワークビザを取得した人の約90%がその後三年間で永住権を取得しています。
これは2009-2010年グループ、2010-2011年グループ、2011-2012年グループで差はありません。

次にオレンジ色と灰色のマネージャー職を見ていきます。

  • 2009-2010年グループのカフェ・レストランマネージャーの59%と、リテールマネージャーの63%は2013年までに永住権を取得しています。
  • 2010-2011年グループの永住権取得率はそれぞれ52%と53%まで落ち込みます。
  • 2011-2012年グループではリテールマネージャーが64%まで上昇しているのに対し、カフェ・レストランマネージャーでは45%まで下がっています。


リテールマネージャーの2010-2011年の下落に関しては、クライストチャーチの地震の影響も考えられます。よって、平均的に見ると比較的多くの割合がワークビザから永住権へ進めていると思われます。

最後に介護士です。
2010-2011年グループの永住権取得率のみ42%と少し高めになっていますが、それ以外のグループでは32%と34%で比較的低い水準になっています。

結論

この論文の通り、看護師は就労ストレスが低く、満足度も基本給も高いため労働条件の良い環境にいます。それがワークから永住権へ繋げる手助けをしているようです。

それに対して、ワーク・ライフバランスのとり辛いシェフは永住権へ進む割合が低いようです。

もちろん、カフェでの勤務やランチがメインのレストランでは労働条件が少し違うかもしれません。
が、ディナーがメインのレストランは昼間の仕込みから始まり、夜がメインです。
忙しい時間帯は過酷な条件下で働くこともあり、仕事に誇りや情熱がないとなかなか続けていけない職場であることは確かです。


というわけでシェフは、永住権は取れるが向き不向きがある職業、というのが個人的な見解です。
でもどういうわけか日本人に人気な業種ではある……それは移住と統計書いた通りですね。



今回のデータで気になる部分はカフェ・レストランマネージャーの永住権へ進む率が他のマネージャー職と差があるところです。

一応それなりの理由になり得ることはあるのですが、それはまた要望があれば少しずつ書いて行こうかな。




「永住権」だけを目指していると、取得後の生活に目が行かなくなることが多々あります。

永住出来る環境になったとしても、ワーク・ライフバランスが上手く取れなくなり、泣く泣く日本に帰ってしまった方々もたくさんいます。もし今、先のことを考えられる状況なら、調べられることは出来る限り全て調べてみてくださいね。




これから学校へ通い永住権を目指す方、一番大事なのは「興味のある分野」や「自分が好きな分野」を勉強することです。

その分野で仕事があるのか、ライバルになり得る人材が多いのかどうかはPINが調べます笑


今の自分の仕事は趣味の延長みたいなものなので、好きなことしながら新しいことを学んでいる毎日です。

これは別に珍しいことでもラッキーなことでもないんです。

自分で進む道を選べる国で永住権を目指すなら好きなものをやったもの勝ちです。


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2016年5月20日金曜日

君は日本のどこから来たの?

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ニュージーランドに来る日本人がどの地方から来たのか!?

っていうのを調べてるブログがあったのです。

しかも拡散希望で……そうしたら統計学者の血が騒いでしまい……

勝手に余計なことして申し訳ないです笑

でも気になったんです。




上のグラフは1989年からの地方別のニュージーランド渡航者の割合、下のグラフは今年三月の割合です。


日本人友達の割合と一致するかな?


ビザの種類別にもっと詳しく調べるのもありだったよね。

関東が圧倒的に多いね。

個人的には福岡の人が多い気がしたんだけど。


逆にあまり見ないのは北海道。


このまま分析をかけて未来の予測や時期別の違いを出すことも可能。
ちなみに未来の予測はビジネス関係だととても重要なのです。

得意分野の一つでNZで数人しか出来ない分析方法も出来ちゃいます。
そのおかげで最高裁レベルの案件が来たんだよ。


でもそこまでやる前にライブの時間が来てしまった。


Bizzy Bone is in the mothafxxxxx building!


ってワイワイするライブでした。


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2016年5月19日木曜日

Air New Zealand の面接

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就職活動を学生時代に、Air New Zealandの面接までいけそうになったことがあるんです。



話はPostgraduate Diploma時代に遡ります。



統計学者として駆け出しどころかスタート地点にさえ立てていないような分際で、分もわきまえずAir New Zealandのアナリストの募集に応募したのがきっかけでした。


日々の生活に追われ、応募したのも忘れたころに一件の電話がかかってきました。




しかも電話嫌いの自分に知らない番号から、もちろん出ませんでした。




担当の方はそんなビビりな自分のことは露知らず、ご丁寧にもメッセージを残してくれたのです。



「もしもーし?Kさん?エアニュージーランドのトニー(もちろん仮名)だけど、仕事のことで電話しましたー。忙しいところごめんねー!時間あるときに09-123-45**に電話してくれる?」



その頃からCV・カバーレターの書き方には教授陣からお墨付きがつく位の評判だったので、それで引っかかってしまったんだろうが……なんで自分に電話来るんだ?他に応募者いなかったのか?



などと思いながら大学の地下へ向かい、恐る恐る電話をしてみると、



「さっきはごめんねー!授業中だった?カバーレターとCV読んだんだよー!今時間ある?」


というところから始まり、これまで勉強した分野、興味がある分野、こういうデータはどう分析するか?のような実践的な質問、世間話等30分以上話した後、


「もう是非面接したいわ!」


と言ってくれたのでした。




これは上手く行っちゃったのかもー!とさっきのビビりはどこえやら、今度はワクワクし始めた。



ここで働いたらお金いいし、環境よさそうだし、日本帰るの楽そうだしいたれりつくせりじゃないか♪
知り合いがそこで働いてたんだよー!ってダメ押ししちゃおうかな!
拍がついて転職しやすいかも!
初任給で80,000ドル位くれちゃうのかな!?
ライブ行き放題じゃん!



と捕らぬ狸の皮算用的思考が巡り始めたころ、トニーがふと思い出したように言ったのだ。


「あー!最初に聞き忘れてたんだけど、Kは永住権かもしくはニュージーランド国民だよね?このポジションかなり重要なんだよー!


ととんでもない発言をしてきた。



もちろんそんなことはなくただの学生ビザだ。



久しぶりに頭を使った。
道で1000ドル見つけた時(これ書いたっけ?)と同じくらい頭を使った。


ウソはつける。
が、つくべきか。正直に言ってもビザ位くれるだろう。
が、問題はエアニュージーが元から永住者のみを雇っている場合だ。
その時はビザ云々ではなく会社のポリシーの問題だ。
……ウソつくべきか。
せっかくの狸。


0.5秒でこの3倍位考え、出てきた結論は、


「……待て学生ビザだ。」


正直に答えてしまった。


トニーは電話越しで甚く落胆し、



「えー!!!!!!!じゃあさ、もし、今の勉強卒業するまでにビザの状況が変わりそうだったら真っ先に電話してくれる!?速攻面接するから!!!」


という後光がさすくらいのありがたいお言葉を残し名残惜しそうに電話を切っていった。


もちろんビザが変わることもなく、思いもよらずMastersまで進んでしまったせいで、トニーとの面接は儚くも散ってしまった。


今のオフィスの方が気に入っているから結果オーライなんだけどさ。
人生何がどう転ぶかわからないね!


冗談抜きでチャンスはどこに転がっているかわからないから、人生に一度レベルのチャンスだ!と思ったらしっかりしがみついて行った方がいいですよ☆

というわけで面接に行けそうだったという話でした♪
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2016年5月15日日曜日

気になる、ワークビサの却下率……!!!!

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ツイッターで書いた通り、ここ数日連続でワークビザの却下率についてのメールが来たんです。



皆さま一様に、誰かの話しではなく実際の情報を用いた現状を知りたいとのことでした。




あまりに急にたくさん来たので、結果を返信するついでに、他の人も知りたいかもしれないからブログに書いてもいいですか?と確認したら


「是非!」


とのことでしたので、公開です。

が、本来の依頼の際は職業レベルまでの分析しています。

これはあくまでトータルでの申請数と却下率なので全ての方に当てはまるわけではないのでご注意を★職業ごとに差があるんです。


じゃじゃん!



読めるかな?


青いバーが申請者数赤いラインがワークビザの却下率を示しています。


2005年から毎年13,000~15,000程あったワークビザの申請数は2011年のクライストチャーチの地震を機に2013年まで11,000~12,000辺りまで落ち込みます。

現在は2005年から2011年までの水準まで戻ってきています。


次に見るのは却下率。

2005年から2008年までは6-7%前後だった却下率が2009年と2010年には11%前後まで上昇し、2013年には16%まで上がっています。

2005年から2008年までの却下率はショーテージリストの変化もありますので今の状況とは一概に比べることは出来ませんが、申請数は10年前と変わらない値になってきているにも関わらず、却下率はその頃の2倍以上になっています。特に2011年辺りからの却下率の増加率も少し気になるところがありますね。


そんなの申請数が増えているからじゃない!?


と思った方、却下率は申請数に対しての割合なので違います。


却下される割合が増えています。


本来の統計学はここから更に一歩踏み込み、この却下率は偶然なのか純粋な増加なのかを分析したり、申請数の変化量や却下率の変化量を基に未来や職業別の予測をするのですが、ブログでそれはやり過ぎですね笑


というか実際その状況を知るだけでイミグレーションアドバイザーや弁護士に頼らなくても大丈夫なくらいのビザの準備は出来るんですよ。

自分は10代の頃からワークの時も永住権の時も一回も使っていません。


もう一つ、特定の職業別で、ワークビザ発行後三年間での永住権取得率のデータもあるんだけど、見たい?

移民者全員の個人情報に関係しかねないデータなので、特定の職業しか見れないのが難点なんだけど。


「まずはワークビザ!それから永住権!」とステップを考えている人にはとても参考になるかもよ☆


他の会社がこれをちゃんと提示しているのかは気になるところだが。

というわけで、興味があったらポチッとして下さい!笑
で皆知りたいのかなぁと思ったらアップします♪♪

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2016年5月12日木曜日

改・ニュージーランドの就職活動 -CV持ち込みって何?編-

就職活動、嫌ですよね……めんどくさいし、あれだけ頑張った挙句に「あなたはいらないです」なんて言われると気分が落ちるし。

日本でも嫌なのに、それを英語で、しかもビザの重圧がのしかかるせいでプレッシャーも並大抵ではないのがニュージーランドの就職活動です。


よく耳にするのは、SEEKやTradeMeで応募するのではなく直接CVを持って行けという言葉。



ニュージーランドはコネ社会なところもります。


一般に募集をかけられているポジションが実は出来レースということもあり得るので直談判で面接に取り次げ、ということです。


要は効率より足を使って稼げ!という精神論的な部分の占める割合が大きいのがこの方法。



現地の日本人にはこの精神論を掲げる方が少なくありません




精神論は嫌いではないんだけど、そういう人に限って就職活動方法論が15年前から変わっていなかったり、現状を全く理解していなかったりするんだよな、ぶつぶつ




でも、この方法、全ての職業に使える方法ではありません


しかも新たな出来レース問題に発展するんです。


ワークビザを申請する際に実は企業があることを証明しなければいけません。


それは、ニュージーランド人を対象に一般に募集をかけたけど、必要な人材が見つからなかった!という証明。

正式な文ではThe employer will need to show that no New Zealand citizens or residents are available to do the job providing evidence that they have genuinely tried to find a New Zealand worker to fill the position です。(本当はもう一つ別の条件があるのですがそれはまたの機会に。)


国民を優先的に雇用するのは国として当たり前のことです。敢えて海外の人材を使うのならばそれに見合った理由が必要なのは当然のこと。



そこで必要なのがこの条件なんですね。


で、CV持ち込みに行って採用された場合、ニュージーランド人を対象に一般に募集をかけたという部分の証明が凄く面倒くさいんです。



一般に募集をかけるというのは新聞やSEEK、TradeMe等でしっかり募集をかけることです。が、持ち込みにはこれがない。


ということは持ち込み者を既に雇用したのにも関わらず、ビザの為に「採用者が既に決まっている」新たな募集をかけ、応募者へ面接をし、断りの連絡をするという二度手間三度手間を生み出すことになります。


この構図どこかで聞いたことありませんか?


そう、これこそ出来レースの構図ですね(他にも出来レースを作る状況があるのですが、それもまたの機会に)。


もし自分が経営者なら募集もしていなかったポジションに急に現れた「外国人」の為にそこまでしますか?

もちろん、その「外国人」のスキルが他にはなくどうしても必要だと思ったら、お安い御用といくらでも手間はかけてくれます。あなたがそれほどの人材ならこれもありです。


次はこう言ったルール的視点ではなく持ち込まれる側からの視点での問題点を書いてみようかな?

ではでは★



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2016年5月11日水曜日

今のオフィスのワークスタイル

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自然あふれるニュージーランド。

みんな仕事なんてしないで自然とのんびり暮らしています。





なんてことはなくバリバリしっかり働いています笑

日本とは違い(?)、常に効率を良くし、ダラダラと仕事をすることを嫌います。



残業はほとんどしないで、仕事が終わるとさっさと帰ってしまいます。





ちなみに、今働いているオフィスはフレックス制を採用しているので自分の働く時間を好きに配分出来ます。



タイムカードもありません。



朝は子供を学校へドロップしてから出勤し、三時になったら迎えに行きます★





しかも、家からでも働けるんです!



例えば子供が風邪をひく。


子供が風邪をひいたときも病欠扱いで休めるので、ここでの選択肢は病欠、ですよね?


でも看病するほどでもなく、ただ学校に行けないだけ。
寝てるだけだし、休みを無駄に使いたくないな、と思ったら上司に一言、



「今日子供が風邪引いたから家から働くねー!」



とメールを送るだけ。

そのまま通常の業務を自宅で行えます。




労働者の「生活のクオリティ」がしっかりと尊重された職場がたくさんあるのがニュージーランドの魅力です♪


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2016年5月10日火曜日

リアルなお金の話?

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リアルなお金の話なんて大きなことをタイトルにしたけど、リアルにわかるのはデータから知りえる情報のみなので、内容は全くリアルではなかったりして笑


無知故か凄く気になっているのだが、ニュージーランドの年収の話をする時に日本円に換算する必要はあるのか?



例えば、日本ではガム一つが100円から200円くらい。NZではガム一つが1ドルから2ドルくらい。


これって国際的紙幣価値うんぬんではなく「日本での100円がNZでの1ドルという感覚になります」ではダメなの?


ニュージーランドで年収50,000ドルもらってる人がいるとしたら、日本で年収500万円もらっている人の生活水準に近い気がするんだけど。


もちろん為替や収入通貨と使用通貨が違う場合は国際的に紙幣を比べないといけないのはわかる。



でも、ニュージーランド移住後の収入の話をしているにも関わらず、わざわざ「日本円に換算」している移住用資料を読んで凄く悶々としているんです。

ニュージーランドに住み始め、仕事をし、生活をしていくのに、何故「日本円」を基に話を進めていくんだ?



平均年収(本来はMedianこと中央値を使うのが正しいと思うけど)をわざわざ日本円に換算するのは、稼いだお金を日本で使うことを前提にしているからこそ重要になってくる問題で、移住して暮らしていくのにその換算は意味があるのか?


わざわざ換算をするなら換算をする理由がはっきりしていないと、その計算に意味はないんです。



でも、自分が無知なだけでニュージーランドに移住をして生活していても、お金は日本円を基にしないといけないんです!という人がいるのかもしれないね。仕送りとか人それぞれ色々事情はありますね。




本当に気になるのは例えば50,000ドルを1ドル75円計算で375万円の年収です!と言うとする。



でも現地で年収50,000ドルは現実的に(もしくは体感的に)年収500万円位のレベルに値する。
375万円もらえる人材と500万もらえる人材だとやっぱり比べる対象としては違う気がする。



とにかく、要はわざわざ日本円に換算する理由が知りたいんです!笑


何故その回りくどい計算が必要なのか!?
Price Indexはどういう風になってるのか!?
何故NZに移住するのに生活通貨の基盤は日本円なのか!?


と考え始めると夜も眠れません笑

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2016年5月8日日曜日

移住と統計

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一見何の関係もないようなデータと移住。


実は、データが示すニュージーランドの現実が移住計画に大いに役に立つのです。


だからこそ移住コンサルティングとかが(データの使い方を知らないにも関わらず)データを基にいろんなアドバイスをするんでしょ?




さて、永住権への一番の近道と謳われ久しいのがシェフ・調理師学校。





そこに移住会社や留学会社がここぞとばかりに目をつけ、




2007年から2014年までで海外からの学生数が一気に増えました。






この8年間の現地の学生の増加量は人口増加率と同じくらいの1.4倍なのに対し、海外からの学生の増加量は2.2倍まで膨れ上がりました。その数、実に1000人を軽く超える数になります。






一方、カフェ、レストラン、その他の飲食関係全体の仕事数の増加量は1.14倍に留まっています。






ということは飲食関係の就職活動のライバルは激増しているという事実をデータは示しています。





そうかと思えば、学生数に変化がないにも関わらず仕事数が激増している分野もあります。


あなたの経歴とこういった分野が一致しているのであれば大チャンス!



が、移住会社はそんなことは教えませんね。というか、お客様の経歴や好みを汲み取るふりをしてクッカリーを勧めます。あの手この手と誘惑方法を変え、気付いた時には「自分はクッカリーが一番合っているんだ!」と思っちゃう



なぜクッカリーをこんなに推すのか?



移住会社は、語学学校からクッカリーまで全てコネクションがあるからです。


生徒を送り込んでもらえるマージンは結構な額。
しかもみんな同じプランと道筋。
仕事が凄く楽なんですね♪


個人的にはクッカリーは凄く魅力的なコースなんです。

友人も何人も通っているし、卒業した人はみんな立派なシェフになったり、カフェを営んでいて本当にかっこいいんです。


が、万人向けではないんです。


日本では、

薬剤師でした!
IT関係でした!
営業でした!

それでもクッカリーを勧めます。

本当はもっと自分を活かせる分野があるんじゃない?




そういう時こそ膨大なデータを使って本当にやりたいことと市場、永住権の関係性を全て調べるんです。




もう一つ移住会社が情報を与えない理由。

実は、与えないのではなく与えられないんです。



そもそも情報を持っていないんです。



上記の数値、しっかりとした統計を基に、データを使って求めた数値です。


これを割り出すにはしっかりとしたデータ構築技術とデータ分析技術が必要です。


マイナンバーの導入からIRDナンバーに至るまで、情報が一番価値を持つ時代。



移住会社を決める際には情報が常に最新のものなのか、情報源は信頼できるのか、正しい方法に基づいて数値を出しているのか、しっかり見極めて下さいね!



そうしないと本当に痛い目を見るだけではなく、お金と時間を無駄にすることになりかねないですよ。


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2016年5月6日金曜日

続・大学院なんて行ったらダメだ! パート1

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少し前、小耳に挟んだ驚愕の事実を思わずブログにしてしまった


そもそも大学院に行くと就職が出来ない、と言うのが某移住会社の教えらしい。


「大学院に行くと就職が出来ない」という議題は因果関係を示していますので「実験」が必要になります。


こういった実験は倫理に反するので実際には実行不可能ですので、分析対象を以下のように変えます。

大学院レベル卒の就職率(就業率)は専門学校レベルの就職率(就業率)を下回るのか、です。

正直誰が何を言おうと関係もないしなんとも思わないのだが、発言力がある(と周りが思っている)人が頑張ろうとしている人達の出鼻を挫くのが気に入らない。


というわけで本来は有料で提供している情報をせっかくなので載せちゃいます。

と言っても一回で書くにはちと量が多いので数回に分けて掲載します。


データの整理にすごぉく脳を酷使する上に、いろんな角度から検証しなくてはいけないので、一回では無理でした笑


太字や色文字なしで書くのでつまんないかもだけど興味がある人は頑張って読んでね♪



分析対象:
大学院レベルの学歴があると就職率が低下するのか


ここでは各レベル(Level 1からDoctorates まで)の卒業後の進路を、勉強又は研究(Study)、就職(Employment)、Benefitといった生活保護を含む(Other)の3グループに分けます。


2013年から2014年の一年間が対象で、2011年から2012年の間に卒業したグループをYears after study 1、2010年から2011年の間に卒業したグループをYears after study 2、そのまま2003年から2004年に卒業したグループのYears after study 9までの9グループの進路のデータになります。


まずは2011年から2012年の間に卒業したグループにフォーカスし進路を見ていきます。

表1: 卒業後1年目の進路(人数)

表2: 卒業後1年目の進路(%)
グラフ1: 卒業後1年目の進路(%)のグラフとConfidence Interval


専門学校(Diploma)から就職(Employment)に進む割合が43%なのに対し、学位レベル(Bachelor)、院レベル(Level 7、Level 8、Masters)はそれぞれ57%、82%、60%、72%です。

平均して、専門学校(Diploma)から就職(Employment)に進む割合は、

  • 学位レベル(Bachelor)では12%-16%
  • Level 7では37%-41%
  • Level 8では15%-19%
  • Mastersでは12%-18%
高くなります。

もちろん、これは専門学校(Diploma)レベルだと「就職が出来ない」ということを示す値ではありません。

例えば調理師学校のように専門学校(Diploma)レベルがその分野の最高学位の場合は、必然的にEmploymentの割合が高くなります。


ここで興味深いのは専門学校(Diploma)レベルの進路で引き続き勉強を続けていく割合が48%と学位レベル(Bachelor)、院レベル(Level 7、Level 8、Masters)のどのレベルよりも高いことです。統計的に言うと有意差(Significant difference)があります。


専門学校(Diploma)レベル以上が存在する分野の場合には、専門学校をステップに上のレベルの知識を得ていく割合が多いことになります。

これが職業的に必要なのか、もしくは探求心が強いせいなのかは専門学校(Diploma)レベルを更に分野別に分析する必要があります。


ちなみに細分化されたデータも持っていますので、実際の依頼の際はそこまで調べます。



次回以降に調べていくのは、上記の差は卒業後の年数が上がるにつれて変化があるのかどうかと学歴別失業率(Unemployment Rate)です。

多方面から大学院が不利になる状況を探していきます。



つまんない話で申し訳ないですね笑

もっと音楽の話とかライブの話を書いて欲しいよね!


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Learner Licence -ニュージーランドの初心者マーク、L-

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ニュージーランドの免許事情。


結局のところ、ニュージーランドで車がない生活はマウスがないパソコンくらい面倒くさい。とにかく車社会なのだ。



バスは時間通り来ないし、遠回りの嵐。
電車は駅が限られる上に、故障するとなかなか復旧しない。
車がないと不便なのだ。



例外はシティ内に住む場合だが、最近の家賃事情を見るとそうそう住める人も多くない。



というか家賃のデータも持っていて、分析してくれませんか?とちょくちょく尋ねられる。



自慢はさておき、今回はニュージーランドでの免許の取り方初級編である。


ニュージーランドではまず Learner Licence(初心者免許)から始まり、Restricted Licence(制限あり免許)を経てFull Licence(普通免許)へとなり、ステップ毎にテストがあるのだ。


この Learner Licence、テストと言ってもAAセンターで目のチェックや身分証明をした後に、その場でテストを受けるだけで取れる。しかもテストは35問の選択問題で32問以上正解したら合格となる。




その免許さえゲットしてしまえば、十分な運転経験がある人を助手席に乗せ、道で練習してください♪と言われる。



今まで運転席に座ったこともないような状態で一般道で練習するのだが、これが凄く怖い。

対向車線に車が来るとドキドキするが、後ろから車が来ても怖い。


一応初心者マークのLを前と後ろに貼るのだが、みんな思った以上に気にかけてくれない。



それでも隣に座っている親や友達にあーでもない、こーでもないと教わりながら公道で必死に練習する。



最終的な普通免許までは通常数年かかるので(一応早道も存在するが)、こちらに移住予定で即運転したいという方は日本で取った方がいいかもね!




もちろんこっちの方が安く済むので急ぎで運転する予定のない場合ならこちらでおっけー♪




ちなみに免許証はIDとして凄く便利なので運転する予定のない高校生や大学生も身分証明としてLearner Licenceでも持っていると便利だよ☆


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My Wife and Kids


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覚えている人はいないだろうが、My Wife and Kidsが大好きなのだ。

中流家庭の黒人一家が巻き起こす日常コメディなのだが、お父さんのMichael Kyleと子供達とのやりとり、写真一番右のジュニアのぬけっぷり、近所の天才少年にMichaelが翻弄されるところも最高に面白い。


問題は日本ではDVDすら発売されていないことだ!


というわけで、ノリで紹介したけど観れないよね笑


NZではTV2で度々再放送しているので機会があったら是非観てください!


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