昨日のブログで書いた通り、分析公開第一弾!
今回の分析は匿名希望さん(あんだけ一瞬でDMくれたのに……名前位いいじゃないか笑)のリクエストの賜物ですね笑
断言しますが、ここまでニュージーランドの状況を実際の情報を基に説明出来るのは本当にPINだけです。
誰々が言ってた。
そんな気がする。
周りがそう。
といった曖昧なことは一切排除している、純度100%の情報です。
という宣伝は置いておいて、始めますー。
雇用の傾向はかなり色々なアングルから見なくてはいけないので、ここだけでも一回じゃ終わらないのでお付き合い頂けたら幸いです。
まず、今回見ていくのはTotal Filled Job!
なんのこっちゃい?と思った方、正しい反応です。
このFilled Jobは現在の実際の仕事数を表しています。
この仕事数が多ければ多いほど活発な業界という指針になる数値ですが、必ずしもそのポジションに「就いている人の数」ではないのでご注意下さい。
まず始めに確認するのがニュージーランドの全仕事数。
移民数の増加も手伝い、ニュージーランドの人口増加と供に仕事数はどんどん伸びています。
リーマンショックことFinancial Crisisの影響で2008年から2009年頃に一度成長が止まりますが、現在はまた成長していますね。
右のグラフの青い線は未来の予測になります。
この先数年はこの調子で上昇していくことの可能性が高いことがわかります。
シェフを目指している皆さま、朗報です。こちらも急激に成長しています。
が、これだけではカフェ・レストラン関係が特筆して成長しているのか、はたまた全体の増加に伴っての増加なのかはわかりません。
それを見るために使うのが全体に対するカフェ・レストラン関係の仕事数の割合です。
また朗報です。
予測の青ラインも含めて、仕事数の割合も増え続けていますね。
ということは、ニュージーランドのカフェ・レストラン業界は急激に成長している業界の一つだということがわかります。
これを見る限りでは当分ショーテージリストから外れることはなさそうですね。
仕事数が増加しているとわかったところで、今度は分析に入ります。
今から確認するのは、四半期ごとに仕事の増減があるのかどうかです。
この増減の有無で求人が出やすい時期、就職しやすい時期をおおまかに確認します。
これは実際の分析結果。
ここから読み取れるのは、平均で
- 第2四半期は第1四半期に比べ1183件仕事が増える
- 第3四半期は第1四半期に比べ1403件仕事が増える
- 第4四半期は第1四半期に比べ2396件仕事が増える
ということです。
ホリデイシーズンに合わせて仕事数が増えることを示しています。
もちろん卒業時期にもよりますが、求職中の方は上手く時期を狙って就職活動に力を入れてください。
求人が少ない第1四半期は受かる受からないは別として、面接の練習に費やすのもありですね。
というわけで今回はここまで。
次回は、就職する人の多さの指針になるAccessionsと、新たな仕事数の増加を示すJob Creationを中心にシェフ関係の分析をしていきます。
じゃーねー!
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