会社の紹介

オークランド, New Zealand
Power In Numbersはオークランドを拠点とする政府公認のイミグレーションアドバイザーの会社です。スタッフの平均在住歴は20年以上!オークランド大学へ通い、卒業し、移住を経験したスタッフとニュージーランド生まれで育ったスタッフのみで運営を行っています。
現地の現役統計データアナリスト(BSc、PGDipSci、MSc)の分析もあり、常に数万に及ぶ移住者の実際のデータを基に、最新の情報と分析を提供しています。勘、経験、雰囲気だけでアドバイスは一切致しません。ブログでは統計だけではなく、日常のこと、仕事のことや、永住権に至るまでのことを書いています。

2019年9月22日日曜日

Graduate Diplomaのお話

ビザだけではなく教育関係のお話しをすることが多々あり、その中でGraduate Diplomaの説明をすることも。

せっかくなのでここにまとめておくね!
アドバイザーの観点と現地就職をした人の視点からの説明です。

Graduate Diplomaって何?



つい先日も一緒に遊んだクライストチャーチのはっしーが何やら説明をしているね!



もうこれで十分なのでこれ見てくださいねー!



というのは冗談です。
せっかくなので補足をしていくよ!



Graduate Diplomaというのは、既に学士を持っている方が、「新たな分野」を学ぶために存在する学位です。
例えば、英文科を卒業したけれども、コンピューターサイエンスを勉強してみたい!という方の為ですね。


はっしーの動画でも紹介されている「Postgraduate Diploma」へ進むため、というのはGraduate Diplomaの利用法の一部で、実際には新たな「スキル」や「知識」を取得する為に現地の方も仕事をしながら通ったりします。
例えば(例えばばっかりだけど)、「管理職」ポジションを狙いたい!という学校の先生がこのGraduate Diplomaというシステムでマネージメントを学んだりもします。

入学後に履修する科目は大学最終学年に相当する科目たちです。
場合によっては、その下の必修科目のみを履修することもあるので、必ずしも一年間とは限らないので要注意。

ちなみに、学部によっては学士が必須ではなく、経験によって代替可能というケースもありますよ。

Graduate Diplomaの利点

ニュージーランドでのGraduate Diplomaの利点は
  • Level 7に相当する資格取得が最短一年間で可能
  • 英語で専門分野を学べる
  • 就職時に新たな分野でも学歴の証明が可能となる
  • 卒業後に発行されるPost Study Work Visa(https://www.immigration.govt.nz/new-zealand-visas/apply-for-a-visa/about-visa/post-study-work-visa)の存在
  • 学士を持っていない場合でも、この資格を持っていればはレジデンスビザ(俗に言う永住権)申請のポイントで50ポイント申告可能(2019年9月時点)
ということがあるよ。

Post Study Work Visaって?

これは規定で定められている学位をニュージーランドで修めた留学生に発行される「就職活動」用のビザです(https://www.immigration.govt.nz/new-zealand-visas/apply-for-a-visa/about-visa/post-study-work-visa)。
条件によって一年から三年のビザが発行されるよ。

このビザの特徴は、「雇用主の縛りがないワークビザ」ということ。
通常のワークビザは、ビザに記載されている雇用主(ビザをサポートした会社)のもとのみで働けるという制限・条件があります。

Post Study Work Visaには「ワーホリ」のようにこの制限がないんです。
便利だね!


オークランド内で学位を取得した場合の一年から三年の条件は、
  • Level 7以上で学士かそれ以上の学位を修了したの場合(Level 7の場合は卒業まで三年程度のプログラム)は三年間
  • Graduate Diplomaを修了した場合は一年間
  • Graduate Diplomaを修了し、且つ登録が必要な職業で一年以上の職務経験が必要な場合は追加で一年申請可能
  • Level 4、Level 5、Level 6といった専門学校レベルでは一年間
ちなみに、2021年12月31日までにオークランド外で取得したGraduate Diplomaの場合は、例外として二年から三年の期間のPost Study Work Visaが発行されることになっています。


2018年8月8日に発表された規定の変更で今まではどの学位でも一年間だったこのビザが学位よってはさらに長く滞在出来るようになったんだよ!

さらに詳しく知りたい!という方は、こちら(https://www.immigration.govt.nz/documents/media/post-study-work-rights-students-japanese.pdf)も参照してね。


超便利じゃん!と思った方

ここまで聞くと超便利ですよね。

ただ、分野によってはGraduate Diplomaでは足りず、Postgraduate(大学院)レベルを求める求人も多くある為、Graduate Diploma行けばどの分野でも大丈夫!ということではないんです。
更に、Graduate Diplomaの入学条件として学士修了が必須でステップアップが簡単にいかないケースもあるので要注意。

それでもメリットはたくさんあるレベルの学位なのでスキルアップだけではなく、移住のステップにも良く利用される学位です。



ジム兄さんのはっしーの動画が凄く良くまとまっていたので是非チェックしてくださいねー♪

じゃーねー!


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