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オークランド, New Zealand
Power In Numbersはオークランドを拠点とする政府公認のイミグレーションアドバイザーの会社です。スタッフの平均在住歴は20年以上!オークランド大学へ通い、卒業し、移住を経験したスタッフとニュージーランド生まれで育ったスタッフのみで運営を行っています。
現地の現役統計データアナリスト(BSc、PGDipSci、MSc)の分析もあり、常に数万に及ぶ移住者の実際のデータを基に、最新の情報と分析を提供しています。勘、経験、雰囲気だけでアドバイスは一切致しません。ブログでは統計だけではなく、日常のこと、仕事のことや、永住権に至るまでのことを書いています。

2019年9月19日木曜日

永住権申請数の変化(追記あり)

久しぶりにブログだー!

この前のワークビザの規定の変更も発表されて、なかなか油断が出来ない雰囲気が漂い始めたかもしれません。

移民に本当に必要な職業に就いてもらうという国の姿勢が、この変更からも見て取れるよね。

規定を厳しく整えると、結果としてビザの発行数が減ります。
でも、それ以上に「申請」自体のハードルを上げ、申請数を減らすことも目的の一つなんです。

ここで気になるのは、「本当に減っているのか?」ということ。

却下率とかを確認することも大事なのですが、本来は規定を満たせていればビザは発行されます(もちろん証明不足いった理由で却下になるという現実もあるんだけど)。

個人的には承認率にはそれほど大きな変化はなく、むしろ申請数に変化がある気がしています。




というわけで承認率



ほら!
ここ10年近く、承認率に大きな変化はないでしょ!?
規定を満たせる人には規定通りにビザを発行する(しなければならない)からなんです。

というわけで、却下率だけを見ているとなかなか全体像は見えてこないんだよ。


じゃあ規定変更の目的は何なんだ!?ってなるでしょ?


これは、上で話した「申請数」を制限するためなんです(だと思うんだけど)。

申請数に変化はあるのか!?

ここまで書いてて申請数に変化がなかったら、PINの唯一の武器の頭が鈍ってきている証拠です。。。



見えるかな?

全体と日本人の申請数をグラフにしてみると、同じように2016年から申請数が一気に減ってるよね。


ここから、移民局のビザの規定変更の基準がどのように申請数を減らすかに焦点を当てていることがわかると思います。
次の変更を「予測」するには、現在の規定の緩い部分に注意を払うと良いかもよ!


追記分・職業別にはどうなのか?

職業別のランキングも見てみたいです、とリクエストがありました。
過去の申請数が多かった10の職業がハイライトされてるよ!

大きくしたけど、読めるかな?

ほとんどの職業で軒並み申請者数が下がっている(2019年はデータが少ないから2018年までを見てね)にも関わらず、看護師(介護)と高校教員Secondary Teacher(高校教員)はそれほど変化がないのわかる??

これは資格を取得する時点で英語力が求められている為に、永住権規定の英語力(IELTS  6.5)の影響を受けないからですね!

教員人手不足で需要が圧倒的に多く、就職しやすいのも一因になってるんだと思う。


じゃーねー!

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