Power in Numbersは政府公認イミグレーションアドバイザーの会社です。
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会社の紹介
- Power In Numbers NZ
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- Power In Numbersはオークランドを拠点とする政府公認のイミグレーションアドバイザーの会社です。スタッフの平均在住歴は20年以上!オークランド大学へ通い、卒業し、移住を経験したスタッフとニュージーランド生まれで育ったスタッフのみで運営を行っています。
現地の現役統計データアナリスト(BSc、PGDipSci、MSc)の分析もあり、常に数万に及ぶ移住者の実際のデータを基に、最新の情報と分析を提供しています。勘、経験、雰囲気だけでアドバイスは一切致しません。ブログでは統計だけではなく、日常のこと、仕事のことや、永住権に至るまでのことを書いています。
2016年9月12日月曜日
お葬式の話
ところ変われば、生活様式が変わる。
生活様式が変われば、そう、お葬式の様相も様変わりします。
つい先日仲のいい同僚のキャスが招待されたとある有名ミュージシャンのお葬式が凄く感動的でよかったんだと言う話になりました。
もちろんそのバンドの名前は知っていたので、「そうだったんだー」と話を聞いていたら
「BUT... The next one I went was something I will never forget.(でも、その次に行ったのが凄かったのよ……)」
と意味ありげな様子。
アイランダーでHipHop/R&B好きな彼女、Ghettoな部分もThugなところもたくさん見ています。その彼女が凄かったというのなら相当なので、もちろん話を掘り下げます。
事の始まりは、彼女の友人(A)のパートナー(D)がドラッグディーラー(Pusherとも言いますね♪)だったことから始まります。Aは立派な経歴を持っている立派な心理カウンセラー。
「そんな人がそもそも何故ドラッグディーラーと付き合ってるんだよ!?笑」
という突っ込みから話は一気にそれましたが、それはまた別の機会に。
順風満帆(?)に見えた生活もDが検挙され15年の刑期を言い渡され雲行きが怪しくなりました。あっという間に刑務所暮らしが始まったDは、獄中で心臓発作で帰らぬ人に。
そのDのお葬式に呼ばれたのがAとAの長年の友人のキャス。
お葬式会場へついてみると、集まっているのはタトゥーだらけの大男達。
(写真はBoo-Yaa T.R.I.B.E.と言うそれはそれはかっこいいアーティストです。今年NZにも来たよ。)
「Wow.」と思うが一切動じないキャス。
しばらくすると、
「キャホッ」
「チューイッ(イッにアクセント)」
「ヒューイッ(イッにアクセント)」
と言う声があちらこちらで聞こえ始めました。声の主は上の様な怖い人達で、お互いすれ違う度に自分のチームのギャングサインを見せ合いどこに所属(どこをレペゼン)しているのかを誇示している。
もちろんBloodsやCrips(アメリカのギャングの二大勢力)の様に大規模なチームではないので、(キャス曰くせいぜいウェストオークランドの1ブロックレベル)何をそんなに必死になってチームを代表しているのかわけがわからない。
というか、
「アラフォーのおっさん達がヒューイッも何もないだろう……」
と初めて動じ(というか笑い)始めそうになったキャスにダメ押しをしたのが、Dの元パートナーの面々。
Dには8人(!)の子供がいてそれぞれ別々のパートナー。
(キャスの表現を借りるなら)1st Baby Mamaから8th Baby Mamaまでいて、ランクがある。
個々のスピーチも、それぞれの馴れ初めを一番から順に語っていくというもの。
もちろんAも話したのだが、トップカウンセラーの話し方とそれ以外のGhetto感溢れる話し方では差があり、裏では他のBaby Mama達から文句を言われる始末。
結局最後はお葬式会場の前で参加者の大男達が各々のブリンブリンな車で追悼ドリフトを見せてお開きとなったらしい。
面白すぎる。
これにはキャスも大爆笑。
余りにも面白かったのでブログに書くよ!?と言ったらどんどん書いちゃいなよとのこと笑
結論は、Dは8人も子供がいて、好きにドラッグを売りさばいてパッと死んじゃったけど、濃密でいい人生だったんだろうね!ということになった。
ところ変われば人種も変わり、生活も変わり、お葬式の様子も変わるんですね、というお話でした。
ちなみに別の知り合いともこういった話になって、ドラッグディーラーは本当に魅力的な人が多いのよ、と言っていた。
移住中のみんなはこういう人と付き合わないようにね!
カルチャーショックが大きいよ!
じゃーねー!
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