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オークランド, New Zealand
Power In Numbersはオークランドを拠点とする政府公認のイミグレーションアドバイザーの会社です。スタッフの平均在住歴は20年以上!オークランド大学へ通い、卒業し、移住を経験したスタッフとニュージーランド生まれで育ったスタッフのみで運営を行っています。
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2016年8月9日火曜日

NZ英語って速くない!?ってなったことある人

ニュージーランドに来て誰もが思うであろう事柄と言えば、

「英語が聞き取れない!」

・・・思ったことない?

以前どこかのパーティーでアメリカ人留学生との会話で、NZの英語が話題になりました。

英語圏の彼女がふと、

「そういえばさ、ニュージーランド人って話すの速すぎじゃない!?」

と話題を振ってきたのです。




「やっぱり!?そう思ってるのは自分だけかと思ってたよー!!!WTFってなるよね!笑」


心理学を専攻していたころは心理カウンセラー向けの臨床心理学や障害について勉強していました。
その一つ、Psychology of Communication Disorders(コミュニケーション障害の心理学)でNZ英語を改めて勉強した時に素敵な論文に出会ったので紹介します。


タイトルは、Speaking rates of American and New Zealand varieties of English。
簡単に言うと、アメリカ英語とニュージーランド英語の発声速度。

下が参考文献。

Robb, M. P., Maclagan, M. A., & Chen, Y. (2004). Speaking rates of American and New Zealand varieties of English. Clinical linguistics & phonetics18(1), 1-15.

この研究からわかったことは、NZ英語は速い!!!


どれだけ速いかと言うと、アメリカ英語が一分間に250音節(syllable)なのに対し、NZ英語は一分間になんと280音節!


音節ってなんだよ?って人へ。
英語での音節は音の区切りです。
母音が一つくる毎に音節が一つ来る、という感覚に近いかな?
例えば「syllable」は「syl・la・ble」で三音節で成り立っています。


慣れない英語、しかもハリウッドの映画でも速く感じるよー、って人にはNZ英語はもっと速く感じるのも当たり前ですね。


「みんな何言ってるかわかんないんだけど!?」

となる方、大丈夫です。

NZ英語のせいです。

慣れるのには時間がかかりますが、同じことを感じている人は英語圏出身の人にもいるんです。


まずは簡単な会話をしてくれるバディ(多分これが一番難しいけど)を見つけ、発音の特徴をつかんでください。
その後は自分の知っている単語なら速くても聞き取れる、という風に慣れの範囲を拡げていきます。
そんなバディなんていない!という方は、語学関係のMeetup等に参加してみると良いお友達が出来るかも♪

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