会社の紹介

オークランド, New Zealand
Power In Numbersはオークランドを拠点とする政府公認のイミグレーションアドバイザーの会社です。スタッフの平均在住歴は20年以上!オークランド大学へ通い、卒業し、移住を経験したスタッフとニュージーランド生まれで育ったスタッフのみで運営を行っています。
現地の現役統計データアナリスト(BSc、PGDipSci、MSc)の分析もあり、常に数万に及ぶ移住者の実際のデータを基に、最新の情報と分析を提供しています。勘、経験、雰囲気だけでアドバイスは一切致しません。ブログでは統計だけではなく、日常のこと、仕事のことや、永住権に至るまでのことを書いています。

2017年2月9日木曜日

情報なんてナンセンスだし統計なんて数式ばかりの嘘っぱちだ。

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統計なんて意味がない。
人を惑わすために存在する。


って言われたー!
いい大人がそんなにいじめなくてもいいじゃないかー。
こーわーいー。



計画的移住なんてありえないってさ(´;ω;`)


……でも別にウチに言ってるわけじゃないかもしれないからいいか。
一人で先走って、

You dissed me motherf#*^$#*!

とかやるとアホだね汗


でも待ってくれ、「ニュージーランドに移住したほうがいいですよ!」とかは一回も言ってない(気がする)。
しようと思っている方がいるなら現状をしっかりお伝えすることが出来ますし、計画的にした方がいいですよって言ってるだけだ。



以前書いたんだけど、メッセージが伝わっていなかったようなので

何故統計データと情報が移住に役に立つのか

しっかり書きます。

書き忘れがあったらまた今度追加します笑



目次
1. 統計、データに頼る利点
2. 何故それが移住に使えるの?
3. プラン・計画
4. 無駄トーク aka 宣伝


1. 統計、データに頼る利点

そもそも、統計データを使う利点の一つは、

現状を知る

ことにあります。



今までたくさんの移住家族さんやワーホリさんと話をしていて、

「あの人はこの仕事で永住権(ワーク)取れたって言ってたからやりなよ!」

とか

「エージェントが永住権にはこの仕事がいいよって言ってたから今までの仕事は捨ててきたんだよね」

聞くと、毎回本当にもどかしく思っていました。


人の人生を左右しかねない相談を何のバックアップもなく何故説明出来るのかが不思議でしょうがなかったし、同時にまた聞きレベルの噂を何故信じられるのかも不思議だった。


日系企業の似た者同士だけで仕事をしている人が、何故この国の現状を「肌で」感じていると言えちゃうんだろうって。


中国人、韓国人、インド人やタイ人、アメリカ人やイギリス人、オランダやノルウェイ、フィンランド。

移住を目指す人は世界各国にいるのに、何故日本人だけをターゲットにした移住方法しか見せてあげないんだろう。



ニュージーランドはデータを集めたり分析するのが大好きです。

世界でも取り上げるられることの多い「ダニーデン研究」がいい例だけど、こんなの知っている人はそんなにいないよね汗
でも、世界的に有名なデータを集められる国だからこそ、政府がびっくりするレベルのデータを公開しています。


もちろんそこには移民のデータが含まれるし、それらをしっかり分析をして少しずつ先を見越しながら国の方針を決めていきます。


労働者のデータ、年収のデータ、人口、移民の職種やビザの申請数と承認数までも。


これらの数字をしっかり見極めて現状を確認していき、噂を証拠に昇華させるためにデータを利用するんです。


2. 何故それが移住に使えるの?

ここまで書くと、「それが移住にどう影響するのさ?」ってなるよね笑


まず、勘違いしている人が本当に多いのですが(これは間違いなく自分の説明不足と国語力不足が原因なので申し訳ないです汗)


データありきで物事は成り立たちません。


「データや統計を信じて行動する」

とか言っちゃう人はそもそも占いか何かと勘違いしているんじゃないのかな。


まずは自分自身の意思が最初に来ます。

「移住したいんだけど。どうすんの?」

と質問が来たら、ウチはまず、


  1. その人が今何をしているのか
  2. 何に興味があるのか
  3. 将来的に何をして暮らしていきたいのか

をしっかり話し合います。


その後、これから強化していかなければならない部分(例えば、それが勉強で補えるものなのか、英語力に問題がないのならば働き口の有無が問題なのか等)を吟味し、今後のおおまかなプロセスを組み立てます(これがプランとか計画なんだけどさ)。

例えば、Actor(俳優)で永住権が欲しいんだ!

という方がいるとします。

俳優いいじゃん!かっこいいじゃん!どうやって永住権に進むかちょっと考えようよ!
これがスタート地点。


そこで登場するのが、データと情報です。

Actorがスキルとして認められているかを確認します(ちなみにActorはスキルレベル1で一番スキルが高い部類になる)。その後は徹底的に、可能な限り俳優に関しての情報を洗います。本当にアホみたいに目を見開いて必死に探します。


どうやってなるのか、どのような障害があるのか等々。


その後過去十年間でこの職業でワークや永住権がおりているかを確認するんです。

ワークビザはおりているみたいだけど、永住権には繋がりにくいみたい。
永住権の承認率は仮に30%位だとします。

ここでウチが出来ることは、

「余り永住権には繋がらないみたいだから辞めておきなよ」

ではなく、

「どうやって取得していくか」

です。

もぎ取る力を最大限にする為に、ボスがわざわざアドバイザーの資格を取ったし、情報のプロがお手伝いしているんです。


というわけで、取得率や数値は難易度の測定や覚悟を決める為に使うんです。


ハードルの高さが30cmの時と100mの時だと練習量や覚悟の質が変わるからこそ、事前に現状を把握するんです。情報は信じる為ではなく利用するためにあるんだよ。



30%も取得できるならやる価値あるじゃん!って思えればそこに情報の価値が出てくると思っています。



後は対応可能な要素を付加していき、その30%を可能な限り100%に近づけていくんだよ。

3. プラン・計画

上で書いた「プラン・計画」というのはあくまで理想論です。

物事が筋道通りに進まないのは当たり前です。
でも、この筋道やプランが道をそれてしまった時に役に立つんです。


生きていれば路頭に迷うことは当然あります。


路頭に迷ったらどうするの?
同じと場所を周り続けるの?


そうならないように大筋を決めておくのです。

大学で基礎を勉強し直して、その職業に就き、ワーク、永住権へと続けていくというプランを立てる。


大学がダメだった……
それでも移住を目指すなら、取得出来た単位を可能な限り利用して別の同レベルの学校へ編入すればいい。

進む方向を決め、時と場合によっては進路を変更しながら進むためにプラン・計画をたてるんです。

データと情報は人を惑わすためにあるのではなく、自分の決断材料として、先入観に惑わされないように、もしくは自分の直感を証明する為にあるのです。「統計に惑わされず直感に従いましょう」、という言葉は「とーけーなんてわからないから、かんでやってみようね。」って言ってるのと同じだよ。




統計を見て先入観が植え付けられるって……
数字にもてあそばれているだけだよ。
数字に臨む時はアグレッシブにいかなきゃダメなんだけどな。



「統計なんてあくまで数値です!」を言っていいのはしっかりデータを視て、適した調理を出来る人が初めて口に出来る言葉だと思っています。
そうじゃない人の言葉は空しく響くだけだよ。

nah mean?


4. 無駄トーク aka 宣伝

アナリスト兼統計アナリストとして仕事をしている自分はセオリーも好きなのでデータ云々の分析はあくまでセオリーにどこまで応用力があるのかのテストに過ぎません。

毎日論文を読み漁り、この理論だったらここに応用出来るかも、という発想から新たに改良を加えて新しい分析方法を作っていきます。


……それが仕事なんだけどね。
ちなみに今やっているプロジェクトも既にたくさんの方に興味を持って頂いているのでどこかのタイミングで論文として発表されるんじゃないかなぁ。
準備が鬼のように大変だから既に及び腰ですが。


とにかく、その過程で移住を目指している方へ色々な情報を新しい形で提供していけたらと思ってしているだけです。



メインの業務は今月下旬にはスタートする予定のアドバイザーです。
それに伴って情報やデータの提供も行っています。

他の会社に既にサポートを受けていてもしっかり対応致しますので、いつでもどうぞ♪


以下宣伝★

ビザの取得率、永住権の取得率、年収の推移や仕事の増減、イミグレーションアドバイザーの有無でビザの取得率が変わるのか、家賃の推移、交通量に至るまで、調べられることは全てしっかり分析します。

分析・統計提供サービスの一例:
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  • ご希望職の年収推移
  • ご希望の専門学校や大学の生徒数
他にも分析出来ることはたくさんありますので、相談はお気軽に★

今までのお客様からは、

「知りたかった情報がわかってよかった。」

「過去に同じ業種で永住権を取得している人がこれだけいるとわかり、自分の選択に自身を持てました。」


というお言葉を頂き嬉しい限りです。


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