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オークランド, New Zealand
Power In Numbersはオークランドを拠点とする政府公認のイミグレーションアドバイザーの会社です。スタッフの平均在住歴は20年以上!オークランド大学へ通い、卒業し、移住を経験したスタッフとニュージーランド生まれで育ったスタッフのみで運営を行っています。
現地の現役統計データアナリスト(BSc、PGDipSci、MSc)の分析もあり、常に数万に及ぶ移住者の実際のデータを基に、最新の情報と分析を提供しています。勘、経験、雰囲気だけでアドバイスは一切致しません。ブログでは統計だけではなく、日常のこと、仕事のことや、永住権に至るまでのことを書いています。

2016年7月7日木曜日

日本人留学生 at ……

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日本人留学生 at 語学学校の続きだよん。

もっと早く書くつもりが寄り道をしてたらこんなことに。


早速本題へ。


今回の日本人留学生は……高校生!

日本人留学生の分布は下記の様になっています。


一番多いのがPrivate Training EstablishmentsことPTE。
簡単にいえば、NZQA認定のプライベート(私立)の高等教育機関です。

クッカリー、その他の専門学校、Level 8、Level 9で「大学」ではない学校等がこの範囲になります。

このレベルが一番多いのは受け入れる年齢層が幅広いので当然と言えば当然のことなのです。


で、二番目に多いのが、なんと高校生!
年間2500人程度います。


自分も高校留学生だったので感無量(と言っても何が感無量か全然わからない)!


と言ってみたところでこれが本当に「多い」のかどうかはまだわからない。

ということで次のグラフ。


各学校レベルの国別の割合です!

中国が圧倒的なのはほっといて(悪気はないです)、オレンジの日本を見ていきます。

日本人留学生が一番多いPTEの日本人の割合は、全体の10%にも満たないにも関わらず、日本人留学生はなんと全体の20%弱!

五人に一人は日本人!

空港のハンコを押す人に五人の留学生が来ると、そのうち一人は日本のパスポートを持ってきているんです。

凄くない?

で、ここで質問。

タイ、韓国、日本を除いた国は高校レベル以上の留学生が多いのに、何故この三カ国は高校生が多いのか?


わかる?


わかったらPINのサポート&アドバイス係に欲しいレベル!笑


まずタイ!
……よくわからない!
これは本当によくわからない。
何でだろうね。


次、韓国!
兵役!
兵役が始まる前に海外の教育を体験させたり、あわよくば兵役を免除出来ないかな?という層が多いので高校生が多いのです。


で、最後が日本。


これは、帰国子女入試狙いの留学生。


帰国子女入試は本来は家族の都合で海外で生活しなくてはならなかった高校生でも大学入試に参加出来るように発足された入試方法です。


しかし、世間の「ぐろーばらいぜーしょん(どっかのCMみたい)」に伴い少しずつ海外へのハードルが下がってきたところで増えてきたのが単身留学。

二年間(大学によっては三年間)海外の高校に通えば帰国子女入試でいい大学に比較的楽に入れるのです。


本当は大学レベルで留学をすると名実ともに「使える人材」になる気がするんだけど。


それでも帰国子女入試はおいしい話には違いありませんね。


かく言う自分もあわよくば帰国子女……と思ったことがあるようなないような……


もう一つ、日本の高校留学生が多い理由は、不登校の高校生達!


日本で馴染めなかった高校生や色々な事情で学校にいられなくなった高校生が第二のスタートとして海外進出するんです。

自分が教えている高校生の8割くらいはこのタイプ。なんだかんだ文句を言いながらもしっかり授業に来ています。よし!来週は休みにしちゃう!?と言ってもしっかり来ています。不登校なんて嘘だ……


というわけで、日本人の留学生は圧倒的に高校生の十代が多いんですね♪


ビジネスチャンスを狙っている方、この年齢層をターゲットにしてみてはいかが?笑


自分にも塾を開いて欲しいとの要望がたくさんありました。

もちろん断りました!笑

統計学者は塾しません。


……してもいいんだけど凄くめんどくさそうだから、その時は誰かと提携しよう。

じゃーねー!

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