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オークランド, New Zealand
Power In Numbersはオークランドを拠点とする政府公認のイミグレーションアドバイザーの会社です。スタッフの平均在住歴は20年以上!オークランド大学へ通い、卒業し、移住を経験したスタッフとニュージーランド生まれで育ったスタッフのみで運営を行っています。
現地の現役統計データアナリスト(BSc、PGDipSci、MSc)の分析もあり、常に数万に及ぶ移住者の実際のデータを基に、最新の情報と分析を提供しています。勘、経験、雰囲気だけでアドバイスは一切致しません。ブログでは統計だけではなく、日常のこと、仕事のことや、永住権に至るまでのことを書いています。

2017年7月27日木曜日

Essential Skills work visa (ワークビザ)の変更点が発表されたよー!

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これを書いたのが四月らしいので、待つこと三ヶ月、ついに変更点の詳細が発表になりましたー♪

ドキドキして待っていた方もたくさんいると思います。

ウチにも問い合わせがたくさん来ていました……!

というわけで変更点を書いていくよー!




目次
概要
スキルの規定
「低スキル」のビザ保持者へ向けての規定
影響を受けると思われる人
最後に

概要

イミグレーションの発表によると、今回の変更で一番のポイントは、最低年収の設定。


スキルの規定

まず、ANZSCOのスキルレベルを基にして決めていたレベルが、年収を基にしたレベル設定に変わります。

ということは、例え「スキルが高い」と認められている職種でも、年収が伴っていない場合は、「スキルが低い」とみなされることになります。

この変更は名ばかりの管理職や名ばかりのテクニシャンを一掃するためですね。


スキルレベルの設定は、

  • 年収73,299ドル以上だと「高スキル」
  • 年収41,538ドル以上で「中スキル」
  • それ以下は「低スキル」
と判断されます。


「低スキル」のビザ保持者へ向けての規定

三つの変更点のうちの二点はLower-Skilled Essential Skillsの人達がターゲットになっています。

以前から言われていましたが、スキルレベルが低いと、ワークビザは一年間しかおりません。

今回の規定で、さらにスキルレベルが低いワークビザでは最長三年間しかニュージーランドにいられない、という規定が出来ました。

再度同じスキルレベルでワークビザを申請する場合には12ヶ月間国外にいなければなりません。


それに加えての変更点が、パートナーと子供のビザです。
以前はパートナーにはワークビザがおりていたと思いますが、今回の変更以降はパートナーへのワークビザはおりません。

これは自力でワークビザを得られない移住者が、現地人の仕事を奪わないようにするため、ということです。

子供が現地学生扱いではなくなるというのも、税金との兼ね合いがあるのかもしれません。

低スキルカテゴリーの職種で働いている方の納めている税金とその家族をサポートする為に使われる税金を量りにかけたときに、国の負担が大きくなるようであるのならば、ニュージーランドとしてはこの決定にノーは言えないんでしょうね。

影響を受けると思われる人



データ見なくていいからすごく助かった……

現在、スキルレベル1-3(高スキルタイプ)でビザを保持している人で、年収の規定によって低スキルのカテゴリーになってしまう人は9700人から11800人いるとの見方になっています。

これに加えて、今年の五月の時点で低スキルカテゴリーでビザを保持している人は11214人いるみたい。

てことは、八月以降は20914人から23014人は新しい規定の影響を受けることになります。

結構多いよね。

それだけ名ばかりの「高スキル」がまかり通っていたのか、もしくはスキルがあるのに雇用主に足元をみられていたのか……


ちゃんとデータを整理したら日本人がどれだけいるのかも調べられるかな?

最後に

というわけで、今回の変更で影響を受けてしまう人はなるべくスキルアップを念頭に置いて仕事を探す&仕事をしていってくださいねー!


じゃーねー!

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